AIチャットボットの料金比較|生成AIの利用料と「上限の数え方」まで公式の金額で並べた(2026年10月)
AIチャットボットの料金は、月額の数字だけを並べても比べられません。生成AIの利用料が月額に含まれるか、上限を何で数えるかがサービスごとに違い、同じ使い方でも請求額が変わるからです。
このページでは、生成AIで回答するプランの料金を、各社の公式サイトに載っている金額だけで並べました(2026年10月14日確認)。比較サイトや第三者の記事の数字は使っていません。並び順は月額の安い順で、おすすめ順ではありません。
結論を先に書くと、次の3点です。
- 生成AIの利用料の請求のされ方が、少なくとも4通りある(月額込み/枠内は込みで超過は従量/利用量に応じた従量/生成AIのAPI費用は別途)。公式サイトに記載が無いサービスもある
- 上限の数え方が、会話数・回答数・設問数・学習ページ数などばらばら。「月○○件まで」の数字を横に並べても同じ物差しにならない
- 年契約の単価と月契約の単価、税込と税抜が混ざって公開されている。そろえてから比べる必要がある
生成AIで回答するプランの料金(2026年10月14日確認)
各社の公式サイトで確認できた内容だけを書いています。「記載なし」は情報が存在しないという意味ではなく、公式サイトの料金ページでは確認できなかったという意味です。正確な条件は各社へお問い合わせください。
| サービス(対象プラン) | 初期費用 | 月額 | 契約・税の表示 | 生成AIの利用料 | 上限の数え方 |
|---|---|---|---|---|---|
| DSチャットボット(通常版) | 無料 | 5,500円(学習50ページ)〜28,050円(300ページ) | 最低利用期間6ヶ月・税込 | 月額に込み(回答数に応じた追加料金なし) | 学習させるページ数 |
| askrun(全プラン生成AI型) | 0円 | 9,800円(月間ボット回答数 〜400メッセージ)〜49,800円(〜4,000メッセージ)、80,000円〜 | 最低利用期間1ヶ月・税抜 | 枠内は月額に込み。超過は100回答あたり700円の従量 | 月間ボット回答数(メッセージ) |
| Kotozna TPG(スターター/スタンダード) | 初期設定費はオプション(2万円〜) | 9,800円/30,000円(月払い。年払いは8,820円/27,000円) | 税の表示なし | 生成AIのAPI費用は別途(実際の使用量に応じて。1回答あたりの目安は約2〜30円) | ボットごとの月間最大応答数(3,000回/15,000回) |
| Persora Connect(ライト) | 0円 | 30,000円(初月無料) | 月契約・最低利用期間なし・税抜 | 枠内は月額に込み(API費用などの追加請求なし)。超過は「止める」か「従量(1会話10円・月の上限を設定)」を選ぶ | 会話数(月に含む会話数 2,000)。1回の質問が2,000字を超えると2,000字ごとに1会話を足す。人数では課金しない(社員向けも同じ・登録は1,000名まで) |
| さっとFAQ(AIプラン) | 0円 | 80,000円 | 税抜 | 生成AIの利用量に応じた従量(ポイントの事前購入、または自社で用意したOpenAIのAPIキー) | 設問数(3,000件)・チャットボット数(15体) |
| FirstContact(生成AIチャット) | 100,000円 | 80,000円〜 | 12ヶ月契約での単価・税の表示なし | 記載なし | 記載なし |
| Tebot(生成AIプラン) | 無料 | 80,000円 | 年間契約の場合の料金・税の表示なし | 記載なし | Q&A登録数は無制限。生成AIによる回答数の上限値は記載なし |
| チャネルトーク(顧客ALF) | — | 利用プランの料金+従量 | 税別 | 従量:AIが問い合わせに参加するごとに50円 | AIが問い合わせに参加した回数 |
※ 金額は各社の表示のまま(税込・税抜・年契約単価の区別も各社の表示に従っています)。チャネルトークは利用プランの料金が支払い方法で変わるため、プラン料金は公式ページでご確認ください。Persora Connect の行は、2026年10月28日時点の内容です。
違い①:生成AIの利用料の請求のされ方
回答を作るたびに、生成AI(多くはAPI)の費用が発生します。その費用を誰が・どう払うかがサービスごとに違います。
| 請求のされ方 | 上の表での例 | 請求額の読みやすさ |
|---|---|---|
| 月額に込み | DSチャットボット | 月額で固定。利用が増えても生成AIの費用は増えない |
| 枠内は込み、超過は従量 | askrun・Persora Connect(超過時に止めることも選べる) | 枠内なら固定。枠を超えた分だけ増える |
| 利用量に応じた従量 | さっとFAQ(AIプラン)・チャネルトーク | 利用に比例して増える |
| 生成AIのAPI費用は別途 | Kotozna TPG | 実際の使用量に応じて増える。1回答あたりの目安が公開されている |
| 公式サイトに記載なし | FirstContact・Tebot | 見積もりの際に確認が必要 |
どれが正しいという話ではありません。問い合わせが少ない時期は従量のほうが安く、多い時期は込みのほうが安くなります。ただ、従量や別途の場合は繁忙期に請求額が読めなくなるので、上限の設定ができるかを確認しておくと安心です。
違い②:「上限」を何で数えるか
「月○○件まで」と書かれていても、数えている物が違います。
| 数える単位 | 上の表での例 | 何が増えると上限に近づくか |
|---|---|---|
| 会話数 | Persora Connect | 質問1回とAIの回答1回(1往復)を1会話と数える。1件の問い合わせで質問が続けば、その回数分。1回の質問が2,000字を超えるときは、2,000字ごとに1会話を足す |
| 回答数・応答数 | askrun・Kotozna TPG | AIが返した回答の回数 |
| AIが問い合わせに参加した回数 | チャネルトーク | AIが対応した問い合わせの件数 |
| 設問数 | さっとFAQ | 登録しておく質問と回答の数(利用回数ではない) |
| 学習させるページ数 | DSチャットボット | AIに読ませるWebページやPDFの数(利用回数ではない) |
| 登録ユーザー数 | 社内向けのサービスの一部(下の表) | 使う社員の人数 |
利用回数で数えるものと、準備する量で数えるものが混ざっているのがいちばんの落とし穴です。設問数や学習ページ数で数えるサービスは利用回数に上限が無い代わりに、資料を増やすと料金が上がります。会話数や回答数で数えるサービスは資料をいくら増やしても料金は変わらない代わりに、問い合わせが増えると上限に近づきます。
また、「1回」の定義も各社で違います(1つの質問と1つの回答を1回と数えるか、など)。見積もりの際は1回の定義を確認してください。
契約期間と税の表示もそろっていない
- 年契約の単価で公開しているサービスがある(FirstContact は12ヶ月契約の単価、Tebot は年間契約の場合の料金)。月契約にすると単価が変わることがあります
- 税込で表示しているサービスと、税抜で表示しているサービスがある(DSチャットボットは税込、askrun・さっとFAQ・Persora Connect は税抜)。税の表示が無いサービスもあります
- 最低利用期間がばらばら(DSチャットボット6ヶ月、askrun 1ヶ月、Persora Connect なし)
社員の問い合わせ向け(社内ヘルプデスク)の料金
社内向けのサービスは、上限を使う社員の人数や月の利用回数で数えることが多く、Webサイトの来訪者向けとは料金の作りが違います。
| サービス | 初期費用 | 月額 | 上限の数え方 | 税の表示 |
|---|---|---|---|---|
| ユーザーローカル ChatAI | — | 1人あたり500円(100名利用時)。2026年12月末まで無償提供 | 利用人数 | 表示なし |
| freee AIヘルプデスク | — | 5,000円〜(利用規模に応じた料金) | 利用規模 | 表示なし |
| Persora Connect(ライト・社員向け) | 0円 | 30,000円(初月無料) | 会話数(月に含む会話数 2,000)。人数では課金しない(登録は1,000名まで) | 税抜 |
| OfficeAI社員(旧OfficeBot)(Basic/Pro) | 100,000円 | 150,000円/200,000円 | 月間利用回数(QA 5,000回)。ユーザー数は無制限 | 表示なし |
社内向けの費用の考え方は社内ヘルプデスクAIの費用相場と失敗しない選び方で詳しく整理しています。
公式サイトに料金が出ていないサービス
次のサービスは、公式サイトの料金ページで金額を確認できませんでした(問い合わせ・見積もり・資料請求での案内)。比べる場合は、下の「そろえて聞く5点」で見積もりを依頼すると、上の表と並べられます。
- RICOH Chatbot Service の生成AI型(Q&A型は月額18,000円〜で公開)
- チャットプラス の生成AIで回答するプラン(AI Agent Plus)の月額(他のプランの料金は公開)
- IZANAI のスタンダードプラン(無料プランあり)
- tripla Bot
- sAI Chat
- ObotSERVE
- ユーザーローカル サポートチャットボット
見積もりの前に、そろえて聞く5点
- 生成AIで回答するプランの初期費用と月額(プラン名まで指定して聞く)
- 生成AIの利用料の扱い(月額込みか、従量か、API費用は別途か。従量なら上限を設定できるか)
- 上限を何で数えるか、1回の定義は何か(会話数・回答数・設問数・ページ数など)
- 契約期間と、その期間での単価(年契約と月契約で単価が変わるか、最低利用期間)
- 税込か税抜か
自社の月間の問い合わせ件数を1つ決めて、この5点に当てはめると、公開されている料金と見積もりを同じ物差しで比べられます。初期費用の考え方は生成AIチャットボットの初期費用はいくらかもあわせてご覧ください。
このページについて
- このページは、Persora Connect を提供する株式会社shigegegegeが作成しています。自社のサービスも同じ基準(公式に公開している内容だけ)で表に入れています
- 金額は2026年10月14日に各社の公式サイトで確認したものです(Persora Connect は2026年10月28日時点の内容)。その後に変わっている可能性があります。最新の料金は各社の公式サイトでご確認ください
- 機能や回答の品質の比較はしていません。料金の作りの違いを並べることだけを目的にしています
よくある質問
月額がいちばん安いサービスを選べば、総額も安くなりますか?
そうとは限りません。生成AIの利用料が月額に含まれるか従量で別請求かと、上限を何で数えるか(会話数・回答数・設問数など)で、同じ使い方でも請求額が変わります。想定する月間の問い合わせ件数を決めてから、各社の条件に当てはめて比べてください。
「生成AIの利用料が月額に込み」とはどういう意味ですか?
回答を作るために使う生成AI(APIなど)の費用を、サービス側が月額の中で負担している状態です。従量課金やAPI実費の顧客負担の場合は、利用が増えるほど月々の請求が増えます。公式サイトに記載が無い場合は、見積もりの際に必ず確認してください。
上限が「会話数」と「回答数」では何が違いますか?
何を1回と数えるかがサービスごとに違います。たとえば1つの質問と1つの回答を1会話と数えるサービスもあれば、AIが問い合わせに参加した回数で数えるサービスもあります。同じ件数でも上限の消費のしかたが変わるため、1回の定義を各社に確認してください。
料金が公式サイトに出ていないサービスはどう比べればよいですか?
同じ条件で見積もりを依頼するのが確実です。生成AIで回答するプランであること、想定する月間の問い合わせ件数、生成AIの利用料の扱い、契約期間の4点をそろえて聞くと、公開されている料金と並べて比べられます。